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Architects

多々納 光弘

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本質を見つめることで
直観とオリジナリティが
育まれる。

TATANO
MITSUHIRO

profile

1997年
工務店入社
2000年
二級建築士取得
2008年
一級建築施工管理技士
2010年
一級建築士取得
2019年
たみつ建匠舎設立

建築家としての答えを返す

住宅建築は、お客様の要望をそのまま形にすることが最善とは限りません。お客様が求める理想の住まいは、言葉にされたものだけでなく、その背景にある暮らしの価値観や潜在的なニーズにまで目を向けることで、より本質的なかたちが見えてきます。私たちは単なる「施工者」ではなく、「建築家」としての視点を持ち、プロとしての回答を提示し続けることを大切にしています。お客様と対話を重ね、ともに悩み、時には新たな視点を示しながら、本当に良い住まいを共に創り上げていく。それこそが、私たちの役割だと考えています。

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工業製品は(なるべく)使わない

日本の伝統建築は、本来、大工・左官・建具屋という三つの職能が連携しながら、ほぼ手仕事のみでつくられていました。木や土、紙といった自然素材を活かし、家そのものを「生きているもの」として扱い、長い年月をかけて変化を楽しむことが当たり前だったのです。現代の建築では、利便性やコスト面から工業製品を取り入れることもありますが、私たちは可能な限り、それに頼らずに家づくりを行いたいと考えています。自然素材の温もりや経年変化の美しさは、既製品では決して再現できないもの。お客様の要望や経済的な合理性も踏まえつつ、日本建築の本質を損なわない方法を常に模索しています。

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35年ずっとお気に入り

多くの人が、住宅を購入する際に35年ローンを組みます。つまり、その家とは長い時間を共にすることになります。ただ住むだけでなく、35年間「本当にこの家でよかった」と思い続けられることが理想です。そのためには、耐久性や機能性はもちろん、住む人の価値観に寄り添い、飽きのこないデザインや、愛着を持って手を加えられる余地を残すことが大切だと考えています。時間とともに味わいを増し、住むほどに愛着が深まる家。お客様が長く満足しながら、安心してローンを支払い続けられる家をつくることが、私たちの使命です。

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できないは言わない やらないは言う

この住まいは、シンプルな平屋のかたちに「白」と「木」という普遍的な素材を組み合わせ、暮らしにやさしい温もりと清潔感を表現しました。白い外壁が光を受けて凛とした印象を与え、木の質感が柔らかさを添えることで、時の流れとともに深まる味わいを楽しめる住まいとなっています。ワンフロアで生活が完結する平屋ならではの安心感と、開放的で自然と寄り添う空間を大切に設計しました。家族の気配を感じながら、それぞれの時間を心地よく過ごせる「暮らしの器」となることを願っています。

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この別荘では、玄関から一直線に海へと視線が抜ける廊下を設け、訪れる人に最初の一歩から特別な体験を感じてもらえるよう計画しました。コンクリート打ちっぱなしの素地は、素材そのものの力強さと時間の経過による変化を楽しめる舞台装置です。また、間仕切り壁を極限まで省くことで、建物全体がひとつの大きな空間として海とつながり、内と外の境界が曖昧になる一体感を実現しました。ここで過ごす時間が、日常を離れ、自然と共にある贅沢なひとときとなることを願っています。

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本当の注文住宅 を建てる

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内装の壁をあえて一面の白で統一することで、光と陰影が際立ち、空間そのものの純度を高めました。その中に、壁から軽やかに跳ね出した木の階段を組み込むことで、白の静けさに温もりとリズムを添えています。 全ての部材は細かなパーツの積み重ねによって構 成され、ひとつひとつの精緻さが全体の美しさを支えるように計画しました。単なる構造ではなく、素材とディテールの繊細な対話から生まれる空間美を大切にしています。

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外壁には周囲の緑と調和する自然素材の吹き付けを採用し、経年とともに味わいを増していく表情を大切にしました。また、家の中から車と庭を一望できるよう窓を設け、暮らしの中に愛車を眺める愉しみと自然を感じる安らぎを同時に取り込んでいます。素材と景観、そして日常のシーンをつなげることで、住まう人にとって唯一無二の居場所となるように設計しています。

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新宮 美華

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本質を見つめることで
直観とオリジナリティが
育まれる。

SHINGU
MIKA

profile

2005年
設計事務所入社
2009年
二級建築士取得
2011年
工務店入社
2011年
宅地建物取引士取得
2019年
たみつ建匠舎入社
2020年
一級建築士取得

憑依して見渡す

家づくりにおいて、お客様が伝えようとしていることの本質は何かを深く探ることが重要です。言葉の奥にある想い、未来の暮らしのイメージ、さらには住まいの変化に対する期待や不安。これらを理解するために、私はお客様の視点に「憑依」し、見渡すように考えます。どんな過ごし方を想像しているのか、どんな変化が訪れるのか、そして最後に「自分だったらどうするか?」と問いかけながら、最良の住まいを提案する。それが、私の設計における基本姿勢です。

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すぐ可視化して最適な答えを導き出す

「思っていたのと違う」というギャップは、住宅設計において最も避けるべきものです。だからこそ、打ち合わせの最中や直後にすぐにアイデアを可視化し、お客様と認識をすり合わせることを徹底しています。手描きのスケッチやパース、デジタルツールを駆使し、空間のイメージをすぐに形にすることで、言葉だけでは伝わらない細かなニュアンスまで共有できます。建築士自らが直接打ち合わせをしながら進めることで、精度の高い設計が可能になり、最終的な満足度の向上につながると考えています。

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デメリットを提示する

住宅設計において、「完璧な選択肢」は存在しません。どんなプランにもメリットとデメリットがあり、それを正しく理解したうえで判断することが、後悔のない家づくりにつながります。私は、お客様の要望や提案に対して、必ずデメリットも提示し、誤解のない対話を重ねることを大切にしています。そうすることで、最初のニーズとは異なる最適な住まいにたどり着くことも少なくありません。お客様は、単なる希望の実現ではなく、「プロの視点」を求めているのだと感じています。だからこそ、私はメリットとデメリットをすべて伝えた上で、共に最良の答えを探し続けます。

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答を探す旅。

どんな時間をこの家で過ごしたいのか。どんな風に歳を重ね、どんな未来を描いているのか。あるいは、住まいに対する漠然とした不安や期待。そのすべてを受け止め「もし自分だったら?」と問いながら設計を進めます。答えは最初からあるわけではなく、お客様とともに探し続けるもの。建築とはただ形をつくるのではなく、対話を重ねながらお客様にとって最良の答えを見つけていく旅なのです。

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最も後悔が少ない 住宅会社

既存の建物を活かしつつ改修を行うことで、これまでの住まいの記憶を引き継ぎながら新たな暮らしに調和する空間となっている。大きな木製の建具は住まいの表情を豊かにし、室内外をやわらかくつなげています。キッチンとダイニングテーブルは家具として製作し、毎日の食卓を囲む時間を特別に演出し家族の団欒をよりあたたかいものにしてくれます。また、リビングから趣味の水槽を眺められる配置とすることで、暮らしの中に自然の潤いと楽しみを感じられる住まいとなっています。

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リビングには木の板を一部取り入れることで、温かみとアクセントをプラスしました。天井を一部下げて間接照明を仕込むことで、空間に奥行きと落ち着いた雰囲気が生まれ、くつろぎのリビングを演出しています。キッチン横には大容量のパントリーを設け、買い置きや調理器具もすっきり収納できるよう配慮。また、ご家族全員で使えるウォークインクローゼットを配置することで、衣類や季節用品の整理整頓もしやすく、生活動線を快適にしています。

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この建物は、『白と黒と木』というシンプルながらも力強いテーマとなっている。外観・内観ともにモノトーンの美しさを基調としながら、随所に“木”の温もりを感じられるような建物。

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天井には木の梁をあえて見せることで、構造美を引き立たせると同時に、空間に自然素材の温かさと落ち着きをもたらしています。これは単なる意匠ではなく、住まう人にとって『呼吸する空間』となるように設計した重要な要素です。また、2階からは湖を一望できる設計とし、室内に居ながらも自然とつながる視覚的な広がりを確保しました。朝焼けや夕暮れ時の光の移ろいを、窓越しにゆったりと感じていただける空間となっています。

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