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二重窓と複層ガラス

二重窓と複層ガラス

2023.09.26


こんにちは。本日9月26日は9(く)26(つろぐ)で「くつろぎの日」だそうです。
お家でくつろぐために欠かせないのが、寒暖や防音など環境に関することではないでしょうか。今現在もお悩みの方は多いかと思います。

これらに効果的な対策の一つとして、二重窓や複層ガラス(ペアガラス)の設置があります。
それぞれどのようなものか、下記にまとめました。


二重窓について
二重窓とは、今ある窓の内側にもうひとつ窓を取り付けたものをいいます。「内窓」「二重サッシ」とも呼ばれ、「二重になった窓」そのものを指しています。



複層ガラス(ペアガラス)について
一方、複層ガラス(ペアガラス)は2枚のガラスがひとつのサッシ枠に取り付けられている(一体化している)ガラスのことです。近年、新築やリフォームでよく取り入れられているガラスで、補助金の対象になることもあります(2023年現在)
※もともと「ペアガラス」はガラスメーカーであるAGCの「複層ガラス」の登録商標ですが、一般的に複層ガラスそのものの意味として浸透しています



二重窓や複層ガラスにするメリット
どちらもガラスとガラスの間に空気層があるため、高い断熱効果を発揮します。そのため冬の暖房や夏の冷房などの省エネ・節電につながっています。
防音効果もあり、外部の騒音が気になる方や、逆にお子様の声やペットの鳴き声など室内の音を外に出さないようにしたい方、趣味の音漏れが気になる方などにもおすすめです。(ガラスの性能によります)
また、寒い冬や梅雨時に発生する結露対策にもなります。
そのほか、二重窓や複合ガラスは一枚のガラス窓より突破が難しくなりますので、防犯意識が高いこともアピールできます。、ガラスには破壊されにくく防犯に強いタイプもあります。

二重窓のデメリット
二重窓は複合ガラスのように2枚1組ではないので、開閉の手間が倍になります。掃除する隙間も増えてしまうほか、リフォームの場合はサッシ1枚分室内側に増えるためお部屋が少し狭く感じることがあります。

複層ガラス(ペアガラス)のデメリット
ガラスの枚数が増えるぶん、一般的な窓ガラスよりも高価になります。また、紫外線カットなどのガラスの性能や、ガラスとガラスの間に封入する気体によって価格が変わってくるため注意が必要です(熱伝導率が低いアルゴンガスや約2倍の断熱効果を発揮する真空状態など)。
また、一般的なガラスは割れるまで使用することができますが、複層ガラスの場合は耐用年数が10〜15年といわれています。経年劣化があるとガラス間の空気(中空層)の機能が低下していきます。そのほか片方のガラスが破損すると効果が薄れたり内部結露が発生することもあります。

弊社には複層ガラスに関するモデルもあり、打ち合わせスペースにて実際に構造をご確認いただくことができます。

そのほかトリプルガラス(3枚でひとつのサッシ枠になっているもの)や特殊なガラスに関すること、ガラスの性能、サッシ枠の素材やデザインなどお気軽にご相談ください。
お客様の夢や住環境、ご要望に合わせて、最適な窓の選定をお手伝いさせていただきます。

今回もお読みいただき有難うございました。


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