PHILOSOPHY
家・建物。
一生に何度もない大きな買い物です。
「なんとなくこんな感じで……」「これを言ったら予算オーバーになるかな」
それぞれに事情や予算は必ずあります。
ですが、叶えたいと思っていることはどんな些細なことでもいいのですべて正直に教えてください。
一見ムダと思われるかもしれませんが、全ての要望を入れたお見積りを時間をかけて作ります。
そこからお客様の要望を叶えるために
「譲れるもの」「絶対に譲れないもの」の精査を時間をかけて納得するまですり合わせをします。
納得するまで話し合いをしますので
「あのときこうしていればよかった」「実はこうしたかったんだ」という後悔は絶対にさせません。
正直に向き合い、
お客様の満足にどこまでもこだわっていきます。
住まいをつくることは単なる形の設計ではありません。
それは「暮らしの本質」を見極める旅でもあります。お客様が語る理想の住まい。その言葉の奥には、価値観や習慣、これからの人生への願いが込められています。しかし、それらが明確な形として表現されるとは限りません。だからこそ私たち建築家は、お客様とともに対話を重ね、時には新たな視点を示しながら最適な答えを見つけていきます。
お客様が気づいていない潜在的なニーズにまで寄り添い、本当に求めているものを見出す。そのプロセスこそが私たちの役割です。理想を押し付けるのではなくただ言われた通りに形にするのでもなく、お客様自身が納得し、心から「これが私の住まいだ」と思える答えを共に見つける。
それが建築家としての使命なのです。
住まいの設計とは「答えのない問い」に向き合うことかもしれません。お客様が描く理想の暮らしは、具体的な言葉にならないことも多い。だからこそ私たち建築家は、お客様の視点に「憑依」し、見渡しながらその本質を探ります。
たみつ建匠舎では、
どんな時間をこの家で過ごしたいのか。どんな風に歳を重ね、どんな未来を描いているのか。あるいは、住まいに対する漠然とした不安や期待。そのすべてを受け止め「もし自分だったら?」と問いながら設計を進めます。答えは最初からあるわけではなく、お客様とともに探し続けるもの。建築とはただ形をつくるのではなく、対話を重ねながらお客様にとって最良の答えを見つけていく旅なのです。
ノウハウの幅が広いのでなんでもできますが